2013年4月16日火曜日

TOEIC その2

昨日は勉強の習慣についてお話させていただきました。

TOEIC勉強の二ヶ月間の缶詰の間に気づいたことはまだまだあります。
今日はそのお話の続きをさせていただきます。
題名は『ライバル』

『とも』に誘われてTOEICを受けることになったのですが、彼は素晴らしいライバルでした。

ライバルといってもお互い情報を教え合ったり、教材を貸したり(借りてばっかりでしたが)して、かなりお互い協力していました。

というのも、カナダで(トロントで)手に入るTOEICの教材は本当に少ししかなくて、クオリティも低い。そしてやはり解説が英語なので、理解が厳しいことが多々ある。
教材は日本のものに限ります。といっても日本のTOEICの教材も五万とあるので『良い物』を選ぶのは至難の業でしょう。しかしそういったところでアドバイスをくれたのが『ともの彼女』。なんと900点越えでしかも質の高い教材も持っていた。
その教材を借りて勉強を開始した。その本には、どういうふうにTOEICは勉強したらいいのかということも記載されており、その後の勉強法にもつながった。

しかし、もっといい影響があった。
モチベーションの問題だ。
自分も彼も半端なく『負けず嫌い』の人間。
たまに電話しては、『何時間勉強してんの』ってお互い聞きあって、勉強時間でさえも負けないように頑張っていた。
そして、毎週土曜日は共同模試というのを実施した。
図書館の個室を借りて(無料)、そこで試験と同じ時間に模試を開始する。試験となるべく近づけるようにマークシートの紙も鉛筆も用意して、一緒の部屋で模試を受ける。

毎週といっても二回だけだったが、試験も土曜日だったし、これでかなり試験慣れすることができた。自分の部屋で模試を受けるのとはやはり違う。相手がマークする音や、ページをめくる音でさえ『いらっ』としたが、本番はそんなの当たり前だし、一週間の体のリズム的にもかなり効果はあったと思う。
そしてなにより、相手の点数。
二回とも私が負けております。。。
そのおかげで最後の一週間はキチガイなぐらい勉強できました。
彼もそんな僕の性格を知っているので恐かったでしょうね。

というか実は他にも二人、ライバルがいました。
一人は毎週一緒に飲んだりどっか行ったりするくらい仲の良いグループの一人。
その子は最初に学校同じでお互いの実力知りまくってるけど、その子は俺よりだいぶ実力があった。そいつも巻き込んでやった。
しかし共同模試でもダントツで得点が高かった。といっても、そこまで差があるわけではないのだが。その子は仕事やビザ延長、引越しで忙しくてあまり勉強に時間を使えてなかったが、初めの時点での差がどういうふうに結果に影響するのか。その子も俺にはやはり負けたくないらしい。というのも、こっちに来た当初は差がかなり多きかったからだろう。下からの追い上げの方が怖いだろうからね。
俺も『下克上、上等』って言ってたからなw

もう一人は、ルームメイト。彼はトロントでNO.1の英語に対してstrictな人間だと俺は思っているのだが、俺よりも3ヶ月くらい来たのが早いのかな?はじめは俺と同じくらいの英語力だったらしいが、(信じたくないくらい)今はぺらぺらである。彼のstrictさに何度も何度も影響されて英語の勉強を一生懸命するきっかけを何度ももらった。そんな彼も一緒の日に受けるというではないか。といっても、彼はスピーキングはすごいけど、リーディングに関しては雲の上って程高くはないところにいた。そして彼はあまりTOEICの情報、教材を持っていなかった。彼に対して一種の憧れを僕は持っており、彼には800点くらいとって『ガツン』と負かして欲しかったので、自分のありったけの情報、教材を共有した。
でも一緒の家だし、毎日、今日の模試どうだったとかお互い言い合ったり、ここのパート難しいよなとか、どうやったら早く読める?とか、自分たちの手探りを教え合ってた。

この身近も身近な日本人三人がライバルでいてくれた。
間違いなくこの三人がいなかったら頑張れなかった。
一人で頑張れただろうけどライバルがいたからもっともっと頑張れた。本気になれた。
こんなに自分の実力に合うライバルがいることは、本当に幸せだったな。しかも三人。笑

逆に日本にいるとライバルなんて見つからないだろうな。

教材、情報は少ないけど、その少ない中、お互いシェアして励まし合える。素晴らしいライバル、いやこれを『仲間』というのかな?

貴重な体験をさせていただきました。

まだまだ気づいたことがありますので、また明日上げさせていただきます。
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