2013年4月20日土曜日

カナダで学んだこと その2

一年間のワーキングホリデーが幕が閉じようとしています。
英語以外にもたくさんのことを学ぶことができました。
今の感情は『今』しかわからないので、しっかりと『今』文字化して、日本に戻ったとき、何かにつまづいたとき、自分で見返せれるように、そんな意味も込めて書きたいと思います。

話はそれますが、前回のカナダで学んだこと その1で自己最高の32いいね、いただきました。
今まで7イイねとかだったので、えらい勢いで抜きました。ありがとうございます。僕なんかのブログをきっちり読んでくれた人が最低でも32人もいらっしゃるのは、誠に光栄な事だと思います。そして、イイねがイイネを読んで、どんどん閲覧者数が増えていったのも観察することができました。フェイスブックすごいですね。びっくりです((((;゚Д゚))))今日もまた一番下↓のイイね押してやっていただければ、自分の励みになります。よろしくお願いします。

今日は『技術を習得する』このことについて、気づいたことをまとめていきたいと思います。

英語も、日本料理も、技術を習得する事が上達、向上と言えるでしょう。
いやむしろ、世の中の半分以上のことに当てはまるやもしれませんね。

誰しも思うでしょう、英語が喋れたら、料理が上手に出来たら、部活の試合で活躍出来たら、仕事がもっと出来たら、足がもっと早かったら、歌がうまかったら、ギターが上手に引けたら・・・

たくさんの物事に技術というものが必要になってくるわけですが、本当に伸ばそうと、頑張ろうと決意しても、なかなかなかなか実力が、成果が見えない。

そんな経験みんなあるかと思います。

今回英語を一年間勉強したわけですが、途中、本当に成果が見えませんでした。
『なんでこんなに頑張ってるのに伸びないんだ?』
そうやって、何回も何回も落ち込みました。
こんだけ一生懸命やってるのになんでいつまでも職場で何言ってるかよく分からず、とりあえず笑ってごまかすって作業を続けているんだろう。
そうやって、ずっと思ってました。
そして、負けずと一生懸命勉強すればするほど、そのした分だけ成果が出るのも当たり前だと思うのだが、実際なかなか成果が見えなかった。そいつは勘違いってやつだった。余計に焦って、一生懸命にやるも、成果がそれでも出ない。そして、完全に心が打ち砕かれる。
ダメだ。俺には才能がない
そんな事を何回も何回も経験しました。その都度、家族や、日本の友達、こっちの友達に励まされました。
まあその、励ましていただいた人達の話は今回は置いときますね。

でも、ある日、ふと気づきます。『あれ?今日は俺めっちゃ英語しゃべれてる』
今ならなぜその時だけ英語が喋れるようになったのか、説明できますが、その時はよく分からず、でも嬉しかったのを覚えています。
それは、話した『人』が違うかったからです。
『その辺にいるカナディアン』と話すのと『日本人と英語』で話すのと『日本に興味のあるカナディアン』としゃべるのでは、それぞれ難易度が違うのです。

『日本人と英語で話す』のは一番簡単です。ミスも同じようなところでするし、同じような変な英語の発音することも十分理解しているし、何より、考えていることがだいたい察することができる。だって日本人だもん。

『日本に興味のあるカナディアン』というのが結構存在していて、漫画や音楽、料理、車、電化製品、文化などが影響して、日本にベタ惚れの人のことですね。だいたいそういう人たちは日本に行ったことがあります。これはもう日本の先人たちの数々の偉業のおかげですね。こういう人たちは僕らの話を一生懸命聞いてくれる。他のカナディアンももちろん話聞いてくれるけど、自分の話す割合が多い。興味のある人たちは聞くこと、理解することに集中してくれて、喋るのと聞くの、半々くらいで会話が出来る。そして何より、彼らは日本人の考え方にかなり近い。だから、向こうの言ってる事も理解しやすいし、こっちの話も通じやすい。実際僕のカナディアンの友達、全員この部類に入るかと思います。

『その辺にいるカナディアン』。さて、こいつらが厄介なんですが、もう簡単に言います。一番難しいです。今の僕の英語力をもっても、半分以上わかりまへん。ざっくり言うと、話すのが速い(聞くという作業の割合が短いから、こっちからなかなか喋れん)、スラング多量、考えている事がまるで違う。やっぱ異文化コミュニケーションってやつは難しい。まあ1対1ならだいぶ大丈夫なんだけど、3対1くらいになると、全然ついていけない。

僕の職場はこの『その辺にいるカナディアン』20人くらいで構成されていたワケだが、そりゃ喋れるわけないわけで、いつも会話に入れずへこんでいた。いや、一時、半端なく落ちてたな。そんな環境で毎日仕事してたわけだから、英語の上達を感じさせないことに拍車をかけていたのであろう。いつまでたっても、会話にはいれないと、、、

もうお気づきかも知れませんが、『日本に興味のあるカナディアン』の友達と、日本人の友達で、一緒に飲んだ時に、気づいたのです
俺、今、英語喋れてる
俺の英語ちょっとだけ上達してんじゃん!!
この難易度の違いのからくりに気づいたのはだいぶ後半だったなー。でもそんときはもう、めっちゃ嬉しかった。でも、また仕事に行ってやっぱりへこむ。休みにその友達と会ってまた、上達を少しだけ実感する。そしてまたへこむ。

こんなんを何回繰り返したのでしょうか?笑

んーてかねー思うんだけど、努力しても、結果がついてくるのは、ちょっとだけ後についてくるんだよね。時間差があるんだよな。
今日、めっちゃ死ぬほど勉強したからと言って、明日、向上しているわけがない。
今日めっちゃ頑張って勉強して、それを一ヶ月続けたら、やっと少しだけ向上する。そんな感じだな。

ローマは一日にしてならず


いい言葉でございます。まさしくその通り。
ただちょっと、俺が、気づいたのは、若干違う事なんだよな。

一生懸命やってるのに一ヶ月後に少し”だけ”しか向上しない。

実際そうやってネガティブな方向に感じる時の方が多かった。
でもそれを12回繰り返すと、ビックリ(;゚Д゚)!するくらい向上できたわけだが
それはずっと頑張り続ける事ができたからだ。
先にも述べたように、これは、家族、日本の友達、こっちの友達に支えられ、影響され、頑張る事を続けられたわけだが、ここが一番大事なことだと思う。

やる気の継続

この事が、いかに難しく、そして、技術の向上、習得において、何よりも大切な事であることを身にしみて感じた。

はっきり言おう。
今日だけ頑張ることなんか誰にでも出来る。
ただ今日も明日も明後日も一年後も、頑張る事の出来る人は実は少ない

だって、技術習得の道において、途中様々な障害や誘惑、登り道や、壁、じゃり道、そんなんばっかだもんな。

まあ、俺みたいに一つのことにしか焦点を合わせられない奴は、珍しいのかもしれない。
こんな堅苦しく考えなくても、技術は上達するとは思うが、時間がない人や、なるべく早く上達したい人には、この事が一番大事なのではなかろうか?

やる気の継続

やり方や、効率、周りの環境もすごく大事だとは思うけど、はっきり言って、そんな事はやる気を継続できたなら、勝手についてくる。勝手にいい感じなる。
実際、結果を残している人、スポーツ選手や、自分の夢を叶えた人は、間違いなくこの、やる気の継続が、自分の目標まで、ずーっと、ずーっと続けられた人たちであるに違いない。試合で負けようと、怪我しようと、レギュラー外されようと、、、

物事を継続する以前の問題、やる気の継続。。。。

間違いなくこれは、自分の料理のことについても言える。
そして逆に、自分が指導者の立場となる場合、どのようにして、自分の教えている子達のやる気の継続をサポートできるか、環境づくりをしてあげられるかがめちゃめちゃ大事になってくる。ここが、根っこだ!!!

日本に帰ってから、自分の料理の腕を二流から一流にするためにもう一度日本料理の修行をしようと計画しているが、このことをしっかりと頭に入れて、頑張りたいと思う。


あーまた暑苦しい記事になってしまった。。。(ちょっと反省)
でも、暑苦しいの嫌いじゃないよ。っていう方、下↓のイイね押してください笑
シェアも歓迎いたします。
まだ気づいたことはありますので、二日以内に頑張って、文字にしたいと思います(^_^;)
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