2013年4月25日木曜日

TOEIC 結果発表


4/25(雨)、遂に封筒が届く!!!!!!!!

雨で封筒が濡れていたが、カナダのの郵便のクオリティなんて今はどうだっていい

結果だ結果!!!

緊張で手が震える。。。

頭の中では妄想が頭をめぐる、、

あんだけ頑張って600点第だったらどうしよう。

なんでもいいから700点

なんでもいいから700点

はしの方は特に濡れていたので、そっから破る。(ハサミを探す余裕すらなかった)

中身を取り出す

ん?よくわかんねー違う紙だ。ん?8?

そうそうこれこれ、


えーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ちょ?えーーーーーーーーーーーー?

これ俺のじゃねーよ、ルームメイトのやつだろ


この微妙な感じのブサイクの顔は
俺ダーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺ダーーーーーーーーーーーーー

やべー!!!!

震えてる

実感がわかない

点取りすぎだろ?

目標700でそんなことあんのか?

奇跡起こした!!!

え?マジで俺か?

いやなんかの間違いだ

そうだ、なんかの間違いだ

俺ダーーーーー

あははははははは

嬉しい

あはははは

やべーーーーー

奇跡だーーーー

奇跡起こしたー

頑張った結果が出た!!!

一年前は310点
半年前は520点

一年間で495点アップ!!


奇跡は起きるもんじゃなくて、起こすもんだな!!!!!!


よくやった、自分!!!!



ご褒美に、世界一周行ってよし!!!

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2013年4月23日火曜日

カナダで学んだこと ラスト

遂に、まとめが終わりそうな感じです。
意外にしんどいっす。文字にするの。。。
一回の投稿で三時間くらい要します。すごいですね。毎日更新しているブロガーさんは。

ぱぱっと今回はまとめましょう。

あなたも海外に出てください


以上




さすがにこれはひどいか。でも、今日の内容は完全にそれです。


こっちに来て最初に感じたこと。
日本の製品がそこらじゅうにあるということ!!!!!

道路では、トヨタ、日産、ホンダ、三菱、が普通に走っている
家の中、もしくはBarなんかのテレビは、シャープかtoshiba
観光客(外国人も日本人も)カメラは、キャノン、Nikon、富士フィルム
醤油はキッコーマン
マヨネーズはキューピー(結構ツウなカナディアンは半端なく好きです、高いのが問題)
コンビニはセブンイレブン


これらは企業ですが他にも日本の料理や、文化、などしょっちゅう耳にします。

ラーメン、日本酒(Sake)、寿司、さしみ、天ぷら、味噌スープ、カラオケ、アニメ、ポケモン、相撲ファイター、おたく、味噌、
これらはほとんどのカナディアンが知ってましたし、普通に会話に出てきます。

みりん、旨み(UMAMI)、出汁、パン粉(PANKO)、等
ちょっとマニアックですが料理好きのカナディアンは知ってました。というか、これが英語という事実はびっくり。


こういうのを見ると、日本人であることを本当に誇らしく感じる反面、先代達の偉業の凄さを痛感します。

戦後の日本人の努力や情熱は、想像を絶するくらいすごかったんだろうなーと
そしてそれが結果を残し、今では全世界に認められつつある。

果たして俺らはどうなのかと
特に俺みたいな世代のやつらはどうなんだと
そんなに熱いか?日本を良くしよう、こっから這い上がってやるなんて考えてる奴は何人いるんだろうか?
そんな疑問を抱きました

話は若干変わりますが、カナダに来て感じたことはすごくたくさんありましたが、いつも日本と比べたりして見てました。

そして学校や仕事先でしょっちゅうこういう会話になる。
日本ならどんな感じ?
文化や、一般的な考え、習慣、風習、全てですね

この質問の数、半端ないです。逆に自分も相手に母国の事を尋ねるのだけれどもね。
その質問の際、たまにこんな事が起こる。
『えっ?俺よく知らない、、、』

そうやって自国の事を聞かれてるのに答えられなかった事たくさんありました。
そして、恥ずかしいという感情がこみ上げてきました。

まじかよーうわー答えられない。。。

そんなことを繰り返していると、なんだか日本に興味が湧いてきました。
もっと日本のこと知りたい
こんな誇らしい日本をちゃんと説明できないなんてもったいない
なんだかおかしな意見かもしれませんが、こんな感情です。


なんというかこういった感情は、自分が日本人であるということを初めて意識した、ということなのかもしれません

そして、こっちで会った日本人と話をしていると、日本の政治のことや、将来の日本などの全体的な日本の話をする機会がすごく多かったです。
正直こっちくるまで、政治家なんて馬鹿だし、ほっといて自分のやりたいことしよー俺には関係ない
そんな風に考えていたし、よく知ろうという努力さえしなかった。
だけど関係ありますね
というか、そんなに日本が危機的状態にあり、もはや沈むしかないという状況になりつつあるという事実を知りませんでした。

いわゆるこれが日本を客観的に観るということなのでしょう。

これは絶対に一度外の国から日本を眺めてみないことにはできないことだと思います

日本の事を真剣に考え、そして、それに自分の人生を重ねて見る
そんな事を何度かしました

そして同じ日本が違って見えるようになりました

僕らは、本当に幸運にも日本という国にこの時代に生まれたこと
それだけで、凄まじい数の情報、選択肢を手に入れている
これがいかに幸せなことで、だからこそ自分たちが直面している事実に真剣に取り組む必要性があるということ

そんな風に僕は考えが変わりました。

意見は違えど、こういった心境の変化は海外に住んだことのある人は経験あると思います。

だからこそ、こんな事も思いました。

海外経験をした俺は、その経験がないやつにこの話をして、なるべくたくさんの人に経験してもらう、そのチャンス、きっかけみたいなのを与える必要があるのではないか

いや、むしろこれは義務であり、任務である

そこまで感じるくらいです。

もしあなたが、もしくはあなたの周りの人が、そういう気持ちになり、質問(お金のことや英語のことや不安なこと)があればこちらまでメッセージください。
お返事に時間はかかるかもしれませんが、できる限りの情報は提供したいと思います。

確かに、あなたが海外生活をするのは厳しい場合もあると思いますが、そんな場合でもご家族や友達などにすすめる事はできるかと思います。

可愛い子には旅をさせよ。ですね笑



僕の将来の目標は、自分のお店を海外にも出して、板前の子が海外で生活するチャンスをガンガン作ってやる。そんなことをしてきたいと決意しました。


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2013年4月20日土曜日

カナダで学んだこと その2

一年間のワーキングホリデーが幕が閉じようとしています。
英語以外にもたくさんのことを学ぶことができました。
今の感情は『今』しかわからないので、しっかりと『今』文字化して、日本に戻ったとき、何かにつまづいたとき、自分で見返せれるように、そんな意味も込めて書きたいと思います。

話はそれますが、前回のカナダで学んだこと その1で自己最高の32いいね、いただきました。
今まで7イイねとかだったので、えらい勢いで抜きました。ありがとうございます。僕なんかのブログをきっちり読んでくれた人が最低でも32人もいらっしゃるのは、誠に光栄な事だと思います。そして、イイねがイイネを読んで、どんどん閲覧者数が増えていったのも観察することができました。フェイスブックすごいですね。びっくりです((((;゚Д゚))))今日もまた一番下↓のイイね押してやっていただければ、自分の励みになります。よろしくお願いします。

今日は『技術を習得する』このことについて、気づいたことをまとめていきたいと思います。

英語も、日本料理も、技術を習得する事が上達、向上と言えるでしょう。
いやむしろ、世の中の半分以上のことに当てはまるやもしれませんね。

誰しも思うでしょう、英語が喋れたら、料理が上手に出来たら、部活の試合で活躍出来たら、仕事がもっと出来たら、足がもっと早かったら、歌がうまかったら、ギターが上手に引けたら・・・

たくさんの物事に技術というものが必要になってくるわけですが、本当に伸ばそうと、頑張ろうと決意しても、なかなかなかなか実力が、成果が見えない。

そんな経験みんなあるかと思います。

今回英語を一年間勉強したわけですが、途中、本当に成果が見えませんでした。
『なんでこんなに頑張ってるのに伸びないんだ?』
そうやって、何回も何回も落ち込みました。
こんだけ一生懸命やってるのになんでいつまでも職場で何言ってるかよく分からず、とりあえず笑ってごまかすって作業を続けているんだろう。
そうやって、ずっと思ってました。
そして、負けずと一生懸命勉強すればするほど、そのした分だけ成果が出るのも当たり前だと思うのだが、実際なかなか成果が見えなかった。そいつは勘違いってやつだった。余計に焦って、一生懸命にやるも、成果がそれでも出ない。そして、完全に心が打ち砕かれる。
ダメだ。俺には才能がない
そんな事を何回も何回も経験しました。その都度、家族や、日本の友達、こっちの友達に励まされました。
まあその、励ましていただいた人達の話は今回は置いときますね。

でも、ある日、ふと気づきます。『あれ?今日は俺めっちゃ英語しゃべれてる』
今ならなぜその時だけ英語が喋れるようになったのか、説明できますが、その時はよく分からず、でも嬉しかったのを覚えています。
それは、話した『人』が違うかったからです。
『その辺にいるカナディアン』と話すのと『日本人と英語』で話すのと『日本に興味のあるカナディアン』としゃべるのでは、それぞれ難易度が違うのです。

『日本人と英語で話す』のは一番簡単です。ミスも同じようなところでするし、同じような変な英語の発音することも十分理解しているし、何より、考えていることがだいたい察することができる。だって日本人だもん。

『日本に興味のあるカナディアン』というのが結構存在していて、漫画や音楽、料理、車、電化製品、文化などが影響して、日本にベタ惚れの人のことですね。だいたいそういう人たちは日本に行ったことがあります。これはもう日本の先人たちの数々の偉業のおかげですね。こういう人たちは僕らの話を一生懸命聞いてくれる。他のカナディアンももちろん話聞いてくれるけど、自分の話す割合が多い。興味のある人たちは聞くこと、理解することに集中してくれて、喋るのと聞くの、半々くらいで会話が出来る。そして何より、彼らは日本人の考え方にかなり近い。だから、向こうの言ってる事も理解しやすいし、こっちの話も通じやすい。実際僕のカナディアンの友達、全員この部類に入るかと思います。

『その辺にいるカナディアン』。さて、こいつらが厄介なんですが、もう簡単に言います。一番難しいです。今の僕の英語力をもっても、半分以上わかりまへん。ざっくり言うと、話すのが速い(聞くという作業の割合が短いから、こっちからなかなか喋れん)、スラング多量、考えている事がまるで違う。やっぱ異文化コミュニケーションってやつは難しい。まあ1対1ならだいぶ大丈夫なんだけど、3対1くらいになると、全然ついていけない。

僕の職場はこの『その辺にいるカナディアン』20人くらいで構成されていたワケだが、そりゃ喋れるわけないわけで、いつも会話に入れずへこんでいた。いや、一時、半端なく落ちてたな。そんな環境で毎日仕事してたわけだから、英語の上達を感じさせないことに拍車をかけていたのであろう。いつまでたっても、会話にはいれないと、、、

もうお気づきかも知れませんが、『日本に興味のあるカナディアン』の友達と、日本人の友達で、一緒に飲んだ時に、気づいたのです
俺、今、英語喋れてる
俺の英語ちょっとだけ上達してんじゃん!!
この難易度の違いのからくりに気づいたのはだいぶ後半だったなー。でもそんときはもう、めっちゃ嬉しかった。でも、また仕事に行ってやっぱりへこむ。休みにその友達と会ってまた、上達を少しだけ実感する。そしてまたへこむ。

こんなんを何回繰り返したのでしょうか?笑

んーてかねー思うんだけど、努力しても、結果がついてくるのは、ちょっとだけ後についてくるんだよね。時間差があるんだよな。
今日、めっちゃ死ぬほど勉強したからと言って、明日、向上しているわけがない。
今日めっちゃ頑張って勉強して、それを一ヶ月続けたら、やっと少しだけ向上する。そんな感じだな。

ローマは一日にしてならず


いい言葉でございます。まさしくその通り。
ただちょっと、俺が、気づいたのは、若干違う事なんだよな。

一生懸命やってるのに一ヶ月後に少し”だけ”しか向上しない。

実際そうやってネガティブな方向に感じる時の方が多かった。
でもそれを12回繰り返すと、ビックリ(;゚Д゚)!するくらい向上できたわけだが
それはずっと頑張り続ける事ができたからだ。
先にも述べたように、これは、家族、日本の友達、こっちの友達に支えられ、影響され、頑張る事を続けられたわけだが、ここが一番大事なことだと思う。

やる気の継続

この事が、いかに難しく、そして、技術の向上、習得において、何よりも大切な事であることを身にしみて感じた。

はっきり言おう。
今日だけ頑張ることなんか誰にでも出来る。
ただ今日も明日も明後日も一年後も、頑張る事の出来る人は実は少ない

だって、技術習得の道において、途中様々な障害や誘惑、登り道や、壁、じゃり道、そんなんばっかだもんな。

まあ、俺みたいに一つのことにしか焦点を合わせられない奴は、珍しいのかもしれない。
こんな堅苦しく考えなくても、技術は上達するとは思うが、時間がない人や、なるべく早く上達したい人には、この事が一番大事なのではなかろうか?

やる気の継続

やり方や、効率、周りの環境もすごく大事だとは思うけど、はっきり言って、そんな事はやる気を継続できたなら、勝手についてくる。勝手にいい感じなる。
実際、結果を残している人、スポーツ選手や、自分の夢を叶えた人は、間違いなくこの、やる気の継続が、自分の目標まで、ずーっと、ずーっと続けられた人たちであるに違いない。試合で負けようと、怪我しようと、レギュラー外されようと、、、

物事を継続する以前の問題、やる気の継続。。。。

間違いなくこれは、自分の料理のことについても言える。
そして逆に、自分が指導者の立場となる場合、どのようにして、自分の教えている子達のやる気の継続をサポートできるか、環境づくりをしてあげられるかがめちゃめちゃ大事になってくる。ここが、根っこだ!!!

日本に帰ってから、自分の料理の腕を二流から一流にするためにもう一度日本料理の修行をしようと計画しているが、このことをしっかりと頭に入れて、頑張りたいと思う。


あーまた暑苦しい記事になってしまった。。。(ちょっと反省)
でも、暑苦しいの嫌いじゃないよ。っていう方、下↓のイイね押してください笑
シェアも歓迎いたします。
まだ気づいたことはありますので、二日以内に頑張って、文字にしたいと思います(^_^;)
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2013年4月18日木曜日

カナダで学んだこと その1

始めに、今回は少々長めなので、お時間のあるときに覗いてください。
カナダのワーキングホリデーは『一年』という枠が存在します。
この『一年』という枠がいろんな事を引き起こすんですよ。

こっちでいろんな外人と友達になりましたが、いろんな日本人と友達になったのも事実です。
正直僕の場合、カナディアンも含め外人で本当に仲がいいのは10人ってところでしょうか?
日本人は、帰国してる人も考えると20人くらい本当に仲の良い人ができました。

やっぱ地球の反対側まで来る奴は肝っ玉座ってます。学生は何とも言えないけど、自分で金出してきてる奴はやっぱり何かかっこいい物をそれぞれ持ってるね。

そんなこんなでほとんどの場合、一年という枠が日本人にはつくわけですが、これが数々の出会いや別れのドラマを起こすんですね。そして、みんな自分自身、一年という枠を逆算して、この時期になったら学校辞めて仕事するとか、仕事しながらお金貯めて、この時期に旅行に行くとか、この長そうで短い枠をフルに使うために、あれやこれや考える。けどだいたいそういう計画はうまくいかないから、また一年の枠を考慮した上でその都度考え直す。

カナダに来てからというもの、二ヶ月後の自分なんて想像できた試しがありません。それくらいめまぐるしく環境が変わっていくわけです。

一応この『一年』という枠は、裏技を使えば伸ばすことも可能です。
そして誰しもこの裏技を使うかどうか迷ったことはあるかと思います。実際僕の友達も何人か裏技を使って滞在しています。
***不法滞在ではありませんのでご安心ください

さてさて本題に行きたいと思います。
この『一年』という私の枠が近づいてまいりました。
色々考えましたが、『一年』を使い切ってカナダをさることにしました。
あと二週間ってところですね。

振り返ると、あんなことやこんなことがあったわけですが、そんな中本当にいろんなことに気づくことができました。
その気づいたことを自分も忘れたくないという気持ちも含めて、文字にして残しておこうと思います。

今から書く事はこの『気づき』の中で、僕にとっては一番大きいことです。



カナダに到着してからというもの、最初から最後の最後まで『英語』というものが付き添ってきました。
みなさんご存知のとおり、一年前の私の英語は本当にひどいもので、今考えたらそんな英語力でよく来たなと、自分自身ですげーと思うくらいひどかったです。

一年前、『板前』という自分の全てを捨てて、カナダに来ました。
それまでの自分の人生、『板前』ということしか頭になかったかと思います。
そう、完全にゼロでした。何も取り柄のない、言葉の喋れない24歳日本人として、ぽつんと存在してました。

なんとか仕事を見つけ(日本語環境)、全然英語伸びないと思い学校を延長しながら仕事をし、なんだかんだ5ヶ月くらいが過ぎた時ですかね、ある感情に気づきました。

なんでこっちで会う日本人はあんなに英語喋れるんだ?という嫉妬の感情です。

カナダに来た理由は『留学』ではなく『旅』だったので、僕はそこまで英語には固執していませんでした。
もちろん喋れるようになりたいから学校を延長してたし、ある程度勉強もしてたけど、そこそこでいいかなって思ってた。
だけどそこそこまでさえもなかなかいけないw( ̄Д ̄;)wワオッ!!

そしてこっちの日本人の友達の英語力は、はるかに俺より上。
全員が全員俺より上。

四年間の板前修業の最後の年なんかは、俺の下に30人くらい下の子がいて、俺が出勤したら、でっけい声で『おはようございます』と、半ば偉いさんのような登場の仕方で毎日出勤してたわけだし、後輩の指導はめちゃくちゃ厳しく毎日していた俺が、英語の世界において、完全に一番下のポジションで生活していた。


みんな英語力が俺より高い理由としては、大学いってるからもともと高校英語がある、っていうのか、滞在期間が俺よりだいぶ長いっていうのがほとんどだった。
 そんな中、日本人の友達の中に一人すゲー奴がいた。
ルームメイトの『セイ』
彼の英語は最初俺のレベルくらいひどいものだったらしい。彼は三ヶ月ほど俺より早く来ていて、半端なく、英語に情熱を注いでいた。セイがトロントで一番英語にstrictな人だったと俺は思っている。そして彼が誰よりも上達のスピードが早かった。
彼とはこっちに来て二ヶ月目に出会ったのだが、その時彼は五ヶ月目ってところかな?すでにかなりペラペラだった。
そして俺がこっちに来てから五ヶ月が経った時、ふと、出会った時のセイと、その時点の俺を比較してみると、果てしなくレベルが違った。
ほかの人はスタートラインが違うからまあ、いいけど、スタートラインが一緒なやつには負けたくない。
『何なんだ?この違いわ?』『俺もあれくらいになれる可能性があるってことで、なりたいな。ん?でも俺も一応勉強はしてるけど?』

そっからしばらくセイの観察に入った。

毎日カナディアンと合っている。日本語全く喋らない。仕事も英語環境。自分から積極的に話す。家にいても英語のドラマや映画で勉強している。お風呂入りながらぶつくさ英語喋ってる。

寝ている時以外英語漬けで、しかもがむしゃらに一生懸命だった。

そこだ!!俺とセイの違いはそこだ!!!がむしゃらに俺なってない。

日本の職場での中堅くらいのポジションだったのも影響しているのであろう。のほほんとしばらくやりたかったのかな?

英語本気で伸ばしたいならがむしゃらになるしかない!!!

がむしゃらにやろう!!!英語喋りたい!!

それから自分の全ての矛先を英語に向けた。
めちゃめちゃお世話になっていた仕事先を辞め、英語環境の仕事を探す。(これはしんどい作業だった)
日本人の友達とも英語で話す。
日本人でさえ、先生と思って、使えそうな英語をパクる
みんなに英語の勉強の仕方を聞いて、片っ端から真似してみる。
わかんない単語、文法、はその時調べてメモする。
ひたすら人の英語を拾って、勝手に使う

手当たり次第に思いつく物を片っ端からやる

そうやってがむしゃらにしてたら、自分の環境が変わってきた。

英語環境の仕事場で働き始め
今まで一人もいなかったカナディアンの友達が何人かできて、毎週のように会うようになって
自分にぴったりの勉強法が見つかり
一人で勉強する時間が長くなった。
徐々に英語が伸びていくのが実感できた。

今思うと、この時『旅』→『留学』のスイッチを切り替えたんだろうな。一気に頭の中が変わった。

あれ?このがむしゃらの感じ、懐かしい感じがする。。。。

そうだ!!これは、俺が専門学校の時、それと修行初めて一年目の時の感情だ!!!

忘れかけていたこの感情。
こっちに来る前の俺は、自分でも気づかないうちに、天狗になっていた。

初心、忘るべからず
この言葉、今まで対していい言葉とか思ったことがなかったけど、ものすごく大事な言葉だと気づいた。

いつだって、がむしゃらな時が、一番伸びるの早いし、何より、他の人や物事に対して、丁重に扱う。なぜなら自分が一番『下』だから。

俺みたいな不器用は、つけあがりやすい人間は、いつだって一番『下』の所から物事を見れるようにならないと。経験上、偉そうになったら全部うまくいかない。
一番下だからこそ、がむしゃらだからこそ、失敗を恐れず新しい事にどんどんチャレンジできる。というか、全く違う新しい方法を見つけ出し、それをモノにするチャンスをたくさん持っている。



積み上げてきたものを崩して、ゼロから違う分野で頑張った一年間の寄り道で、本当に大切な、『俺の人生の歩き方』そんなのが見つかったと思います。

将来、自分の店を持ち、たとえうまく行って、何店舗かできて、大きなお店になったとしても、一ヶ月に一日だけで、一年目の子の仕事をやりたいと思います。
一番早く出勤して、一番最後まで残る。急いで洗い物して、周りの人の顔伺いながらサポート出来る範囲でする。
そんなことを月に一回やる、そんな料理長がいてもよろしいでしょうかね?60歳になっても一年目の仕事やりたいな。

俺は本当につけあがってはいけない人間だ。謙虚で存在し続けなければ絶対に痛い目にあう。
俺は一生この言葉を胸に刻んで生きていきたい


気づいたことはまだまだありますので、うpしていきたいと思いますい。
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2013年4月17日水曜日

TOEIC その3

おとついは習慣
昨日はライバルについて書かせていただきました。

今日は『文字を読む』ことについて書かせていただきます。


私sueyoshiは、板前でして、文字を読むということからはかなり遠い世界におりました。
そしてこのTOEIC、リスニングもありますが、リーディングのテストでございます。というのも、リスニングの問題にもリーディングの力がなければ解けないのです。
もともと本読むのが得意ではなかった私です。国語が一番苦手でした。漫画を読むのですら半端なく遅いです。

このTOEICには13個もの長文(内四つは長文二つからなる問題)があり、そこから48問出題されます。100問のリーディングの問題のほぼ半分が長文読解ということになります。これを時間内に終わらせるだけでも結構な実力が必要となります。
そう、『スピード』という力がないとTOEICには勝てないのです。

一生懸命勉強していたのですが、一週間前の時点でやった模試で、18問手付かずでした。
これにはさすがに絶望しました。一週間でそんなにスピード上がるわけがない。と、、、


この言葉に喝を入れていただき、一週間で燃え尽きる決意をしました。
絶対に諦めない。最後の一秒までみんなに食らいついてやる。
さて、どう燃え尽きるかというところですが、いろんなインターネットサイトで言っておりましたが、早く読むためには『多読』しかないとのことです。そしてTOEICに関して一番良い方法は実際のテストに近い模試の数をこなす。そして二回三回とやり、覚えてしまうくらいまでやるということだそうです。
そしてその時ちょうど日本から評判の高い模試10回分の本が届いた時でした。一回ずつ8回くらいできればいいかなと思ったいたのですが、『燃え尽きるまでやってやる』ということで全部二回ずつやってやりました。(前日用に一回分は手つかずで取っておいた)

ライバルからは『やり方を変えたほうがいい』と言われてました。彼のやり方は、設問を読んで、それを文中から抜き出すというやり方で、全部は読まないらしい。
彼はそれで点数取れる人だった。僕も試してはみたけど、点数ボロボロだったし、なにより勉強してる気がしなかった。
僕のやり方は、全部しっかり読んで、設問を瞬時に解いて行くというやり方。
てか、深く読むことしか自分にはできないらしい。
一週間で1分だけしか読むの早くならないかもしれないかもしれないけど、この『深読み』というやり方で突き進んでやる。と、決意する。後は模試の数をこなす。
そして答え直しの際にはわからない単語を単語帳に書き留めるという、地味な作業をやり続けた。
しかし、5回やれど10回やれど15回やれど早くならなかった。
もうあと残り3日。それでも諦めなかった、何故かわからないが、3日で結果が出ると信じていた。
そして試験前日、唯一手つかずの最後の模試をやってみると、
なんと
全部解けた
時間内に初めて終わった!!!!!

かなり成長してた。一週間前とはまるで別人かのようなスピードであろう。
人間諦めずに頑張れば結果がついてくる。
ま、実際の点数まだわかんないから何とも言えないけどね。
だけど、諦めないという言葉が本当に強い力になるなと実感できた一週間の戦いでした。
実際のテストでは3問、時間がなくてできなかったですが、まあ許容範囲でしょう。18問できないのとは雲泥の差。

そしてもう一つ気づきました。
文字を読むの、面白い
いや、英語だけどさ、文字を読むきっかけを俺にくれたよね。そしてどんどん新しい単語が頭に入っていく。新しい表現も入っていく。アルファベットを見て、何を言ってるのかわかる。
どんどん読めるようになっていったのを実感できた。(最後の二日くらいだが)

あれ?
勉強おもしろいぞ?

そんなことに気づいたのは実力が上がったのがわかった試験前日だった。
キチガイみたいに勉強するのはもう嫌だけど、日本に帰ったら英字新聞の一面だけでもいいから、毎日読もうと思う。
そんな風に気持ちが変わった。
TOEICは俺にいろんなことを気づかせてくれた。
ありがとうTOEIC

ただ結果の点数が悪かったら、全部この投稿消して、TOEICの悪口ばっか書いてやろー笑

明日からはカナダの生活で気づいたことを毎日綴っていきたいと思います。

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2013年4月16日火曜日

TOEIC その2

昨日は勉強の習慣についてお話させていただきました。

TOEIC勉強の二ヶ月間の缶詰の間に気づいたことはまだまだあります。
今日はそのお話の続きをさせていただきます。
題名は『ライバル』

『とも』に誘われてTOEICを受けることになったのですが、彼は素晴らしいライバルでした。

ライバルといってもお互い情報を教え合ったり、教材を貸したり(借りてばっかりでしたが)して、かなりお互い協力していました。

というのも、カナダで(トロントで)手に入るTOEICの教材は本当に少ししかなくて、クオリティも低い。そしてやはり解説が英語なので、理解が厳しいことが多々ある。
教材は日本のものに限ります。といっても日本のTOEICの教材も五万とあるので『良い物』を選ぶのは至難の業でしょう。しかしそういったところでアドバイスをくれたのが『ともの彼女』。なんと900点越えでしかも質の高い教材も持っていた。
その教材を借りて勉強を開始した。その本には、どういうふうにTOEICは勉強したらいいのかということも記載されており、その後の勉強法にもつながった。

しかし、もっといい影響があった。
モチベーションの問題だ。
自分も彼も半端なく『負けず嫌い』の人間。
たまに電話しては、『何時間勉強してんの』ってお互い聞きあって、勉強時間でさえも負けないように頑張っていた。
そして、毎週土曜日は共同模試というのを実施した。
図書館の個室を借りて(無料)、そこで試験と同じ時間に模試を開始する。試験となるべく近づけるようにマークシートの紙も鉛筆も用意して、一緒の部屋で模試を受ける。

毎週といっても二回だけだったが、試験も土曜日だったし、これでかなり試験慣れすることができた。自分の部屋で模試を受けるのとはやはり違う。相手がマークする音や、ページをめくる音でさえ『いらっ』としたが、本番はそんなの当たり前だし、一週間の体のリズム的にもかなり効果はあったと思う。
そしてなにより、相手の点数。
二回とも私が負けております。。。
そのおかげで最後の一週間はキチガイなぐらい勉強できました。
彼もそんな僕の性格を知っているので恐かったでしょうね。

というか実は他にも二人、ライバルがいました。
一人は毎週一緒に飲んだりどっか行ったりするくらい仲の良いグループの一人。
その子は最初に学校同じでお互いの実力知りまくってるけど、その子は俺よりだいぶ実力があった。そいつも巻き込んでやった。
しかし共同模試でもダントツで得点が高かった。といっても、そこまで差があるわけではないのだが。その子は仕事やビザ延長、引越しで忙しくてあまり勉強に時間を使えてなかったが、初めの時点での差がどういうふうに結果に影響するのか。その子も俺にはやはり負けたくないらしい。というのも、こっちに来た当初は差がかなり多きかったからだろう。下からの追い上げの方が怖いだろうからね。
俺も『下克上、上等』って言ってたからなw

もう一人は、ルームメイト。彼はトロントでNO.1の英語に対してstrictな人間だと俺は思っているのだが、俺よりも3ヶ月くらい来たのが早いのかな?はじめは俺と同じくらいの英語力だったらしいが、(信じたくないくらい)今はぺらぺらである。彼のstrictさに何度も何度も影響されて英語の勉強を一生懸命するきっかけを何度ももらった。そんな彼も一緒の日に受けるというではないか。といっても、彼はスピーキングはすごいけど、リーディングに関しては雲の上って程高くはないところにいた。そして彼はあまりTOEICの情報、教材を持っていなかった。彼に対して一種の憧れを僕は持っており、彼には800点くらいとって『ガツン』と負かして欲しかったので、自分のありったけの情報、教材を共有した。
でも一緒の家だし、毎日、今日の模試どうだったとかお互い言い合ったり、ここのパート難しいよなとか、どうやったら早く読める?とか、自分たちの手探りを教え合ってた。

この身近も身近な日本人三人がライバルでいてくれた。
間違いなくこの三人がいなかったら頑張れなかった。
一人で頑張れただろうけどライバルがいたからもっともっと頑張れた。本気になれた。
こんなに自分の実力に合うライバルがいることは、本当に幸せだったな。しかも三人。笑

逆に日本にいるとライバルなんて見つからないだろうな。

教材、情報は少ないけど、その少ない中、お互いシェアして励まし合える。素晴らしいライバル、いやこれを『仲間』というのかな?

貴重な体験をさせていただきました。

まだまだ気づいたことがありますので、また明日上げさせていただきます。
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2013年4月15日月曜日

TOEIC その1

二ヶ月の戦いが昨日終わりました。


かなり缶詰になって勉強しました。w

きっかけは1/19日、前の職場の『とも』から来た一通のメッセージだった。

俺、TOEIC受けるんだけど勝負しようぜ。

この一言がきっかけだった。

ちょうど自分の実力をカナダ出発までに測ってみたかったし、ちょうどいいライバルが向こうから出てきたので速攻で『いいよ』と返事をした。

ちなみに出発前のスコア
かなり残念な点ですね。
高校は工業高校だったので、英語の授業はあったけど全部中学で習う範囲だった。
ま、この数字は中学レベルって事で間違いないでしょう。わからなさすぎて最後50問くらい全部『B』の解答にしたのを覚えております。

そしてカナダ生活6ヶ月目のスコア
なかなかいい数字ですこの数字は日常会話がなんとかできるそんな数字です。210点アップ。
ちなみに万点は990点ですので半分くらい不正解ということになりますね。最後25問くらい『B』にしたのを覚えています。

そして今回のスコアは


、、、


いやまだわかんないです。昨日受けたばっかりなので、二週間程届くのを待たないといけません。
今回は三問時間が足らず『B』にしました。とりあえず目標は700点です。できれば730点まで行きたい(ここが『Bランク』と呼ばれる境目で、一般的にこいつ英語喋れると認めてもらえる数字)のですが、とりあえず欲を言わずに700点。

この数字を取るために毎日毎日頑張ったわけです。(もちろんライバルに勝つためにも)


結果が待ち遠しいですね。

しかしですね、今回、二ヶ月缶詰になったおかげでいろんなことを勉強できました。
というのは英語の勉強はもちろんなんですが、いろんなことに気がつきました。

まず第一に、いきなり3時間4時間、集中して勉強なんてできないということ。
これはですね、勉強する習慣がある人は可能でしょうけど、ない人ははっきり言って無理です。いきなり習慣は変えられません。特に僕のような立ち仕事と呼ばれる仕事の人にはまず座っていることが辛い。というか睡魔が半端ないはずです。

これは本当に徐々に慣らしていくしかなかったです。学校に行ってる間は先生がいて授業を受けるので問題なかったのですが、一人でやるのは『体作り』が必要です。

この体作り、僕はこういうやり方をしました。
まず第一に、起床時間と就寝時間を決める。
仕事で夜遅く帰宅するので、夜中3時に寝て朝9時に起きるという習慣をつけました。
そして次にやったのが、朝飯ガッツリ食べる。(毎朝2合食べました)
これは結構大事でした。集中力がかなり継続します。
しかしこれには一つ問題があって、ご飯の後に激しい睡魔がやってくるということです。

でも毎日やってると徐々に体の仕組みというか流れが、わかるようになってきました。
この、朝飯食べた後にやってくる睡魔の大きな波を超えると、その後かなり集中して、結構長時間勉強できました。
問題はこの波をどうくぐり抜けるか。僕の答えはコーヒーを飲んで直後、仮眠(10分)を取るということでした。
カフェインには効果が発揮されるまで15分程のタイムラグがありその間仮眠を取ると目覚めバッチリになるというのを、何年も昔にはなまるマーケットで見たのを思い出して実践してみたら、かなり効果ありました。

なんだかんだして、朝ごはん食べて、この波が来るのが、だいたい11時頃。それを超えたら出勤時間の3:30まで集中して勉強できました。(もちろん途中で外に出て深呼吸したり、ストレッチしたりの休憩は取るようにしてました)

毎日の習慣というのは本当に大事ですね。
この習慣のおかげでかなり勉強できる体が出来上がりました。


まだまだ続くので、続きはまた明日UPします。
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